おすすめ書籍紹介 ~ハムレット 著:ウィリアム・シェイクスピア ~

書籍紹介

ハムレット 著:ウィリアム・シェイクスピア

一度は聞いたことがあるでしょう
著:ウィリアム・シェイクスピアの4台悲劇の1つのハムレット
教養にもなりますし、一度は手を出してみてもいいと思いますのでこちらを紹介させていただきます

あらすじ

デンマークの王子ハムレットは城に現れた亡霊により、前国王である父の死が叔父のクローディアスの策略によるものだと知る
ハムレットは固い復讐を誓うが、道徳的で内向的な彼は憂悶に悩みながら狂気を装いつつ、ついに復讐を成し遂げるが自身も毒刃にかかり、友人であるホレイショーに遺言を残し自らも倒れる

To be, or not to be: that is the question.(生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ)

おすすめポイント

言葉の言い回し

ハムレットは上記に書いていますが言葉の言い回しが素敵です

・生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ(ハムレット)
こちらのセリフは父を殺害したクローディアスに対して復讐を行いたいが、それを行えば国を混乱に招くことから道徳心と復讐心の中での葛藤から、道徳心を捨て復讐を果たし自身の尊厳を生きるか、尊厳も何もかもして腐りきって人として死ぬかの葛藤で出たセリフです

・ああ、こんな悲しいことが! 昔を見た眼で、今このありさまを見ねばならぬとは!(オフィーリア)
今見ているハムレットと昔見たハムレットに対して今を否定するように放たれた言い回しで
かつては優しく接してくれたが、狂気に陥るハムレットを見て、今のさまを嘆く婚約者であるオフィーリアが言ったセリフです

・見える! いや、事実そうなのだ。見えるとか見えぬとか、そのようなことはこちらの知ったことではない。(ハムレット)
父を殺した叔父であるクローディアスと実の母のガートルードの婚姻の場で、「その様な沈んだ顔をしていないで祝ってくれないか?」といった母に対して、お前が見ている通りがそれが事実なのだ、お前に見えようと見えなかろうとそんなことは知ったではないといったセリフになります

この他にも数多くの名台詞といえるものが多数ありますので、その中で
お気に入りの言い回しを見るけるのもいいと思います

ホレイショーの忠誠心

ハムレットの友人であり臣下ともいえるホレイショー
作中においては重要ではない、むしろいなくても問題がないとも思えるキャラクターですが、作中で一番好感が持てるキャラクターです
作中において狂人を演じるハムレットから真実を教えられて、そのさまを側で忠臣として支え続けて行ったキャラクターです
シェイクスピアの作品は最終的に世界観の崩壊が始まり新しい秩序の誕生を描くのですが、
ハムレットという作品において、崩壊までは主人公のハムレットが導きますが、ホレイショーは新しい秩序の誕生に重要な役割を示す語り部の役割を担っていると個人的に解釈してします
読者によって受け取り方は異なると思いますが、ハムレットにおけるホレイショーの存在を追ってみると今まで読んだことのある人でも別の見解が見えるかもしれません

まとめ

ハムレットは4大悲劇の中でも個人的には読みやすい部類に入ると思います
このような作品は世界的にも名作ですので共通の話題を作るのに一味買ってくれるかもしれません
こちらの作品を読んでみて興味が出たら4大悲劇を制覇することで、いままで嫌煙してきた歴史的な名作などに手を伸ばしてみるのもいいと思います

こちらで他にもおすすめの書籍を紹介していますので合わせて読んでいただければ幸いです
書籍紹介

ハムレット改版 (新潮文庫) [ ウィリアム・シェイクスピア ]

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感想(6件)

 

 

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