サーフェーサーについて
プラモ初心者の方でサーフェーサーをなんとなく使っている人もいるでしょう。
使っているけど効果ってどんなものなの?サーフェーサーているの?という疑問も少なくないでしょう
こちらではサーフェーサーを使う上で何番までやすり掛けすればいいのか、見かけはどのくらい変わるのかを解説していきます
下準備
検証のための下準備をしていきましょう
本日使うのはダイソンにあるプラスチックスプーンとスポンジやすりになります
塗装の確認の時は可能な限り前提を揃えていきたいので100均ショップを有難く使わせてもらっています
プラスチックのスプーンを600番、1000番、1200番で削ってみます
この番手は自分が実際によく使う番手になりますので効果を見るにはもってこいです

使ってみ効果
使用サーフェーサー

使用するのはミスターホビーの水性ブラックサーフェーサーの1000です
電気屋や模型店で良く見かける製品ですので、同じ製品を使っているかたは多いのではないでしょうか?
製品に書いてある1000という数字はヤスリの番手で傷を消すための粒子の細かさを指しています
こちらの製品を使用して効果を確認していきます
うすめ液は同じくミスターホビーカラーのうすめ液を使用します
濃度は大体サーフェーサー1:うすめ液2で3倍程度に希釈します
エアーブラシのピースは0.3を使用します
おそらく皆さんも大体同じ条件で使っていると思います
![]() | Mr.HOBBY HSF03 水性ブラックサーフェイサー1000 (ビン入り) 下地材 価格:495円 |

600番
まずは600番からサーフェーサーを掛けてみます
実際にやってみると600番で削った後のサーフェーサーかなり傷が目立っています
触ってみた感じでもザラザラでとてもじゃないがこのままで塗装をする気にはなれないです
このまま使う方法をありそうですが塗装をするなら辞めたほうがいいと思います


1000番
続いて1000番の傷にサーフェーサーを使用してみます
1000番に対してはほとんどなくなります
見た感じ直接艶消しのブラックを吹いた感じとほとんど変わりない気がします
触ってみるとざらざらした感触はありますが傷のざらざらというよりはサーフェーサーの粗さという感じです


光の角度を変えてみると若干傷があるようにも見えますが触った感じでは気になるような感じでもありません
気にならない人はほとんど気にならないのでしょうか?
これでも塗装をするには十分だと思います

1200番
最後に1200番を見てみます
1200番に使ってみると効果はすごいです
傷がまったくという感じでなくなります


角度を変えて見てもこの通りです
傷がまるで見えません
触った感じもザラザラよりもツルツルという印象のほうが近い感じがします
プラモによってはこのまま組み立ててもシックな黒のプラモデルという感じになりそうです

サーフェーサーなしだとどうなる?
サーフェーサーなしの場合をやったことがある人はわかると思いますが、
1200番の番手でも塗装の下の傷が見えてしまってきれいに塗装しても気になってしまいます
サーフェーサーなしで塗装をすると最低でも2000番、できれば3000番の番手で傷けししないと目立って仕方がないです
そのうち別の記事でサーフェーサーなしでの塗装結果を書きたいと思います
結論
使用したミスターホビーの水性ブラックサーフェーサーの1000を使用する場合は、
こだわるならば1200番の番手まで少なくとも1000番まではやすり掛けをしたほうがいいです
自分の今までの感触だと1000番で十分きれいな塗装が可能ですので、手間をかけるなら1200番、時間効率を見るなら1000番という感じです
上から何回重ね塗りをするかによりますが、サーフェーサー→メタリック塗料2回→光沢クリアーとする分は1000番の番手で十分です
時間と手間と完成度想定と相談して適切に塗装を行って楽しい模型ライフを送ってください
ほかにもプラモや道具について記述していますのでこちらの記事も読んでいただければと思います
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