簡単にできる汚し塗装で使い込まれた感を演出
汚し塗装ってどうやればいいの?
塗装に必要な道具は4つ「艶消しトップコート」「汚しに使いたい色の塗料」「筆」「綿棒」この3つです
塗料については諸説ありますが、黒のエナメル溶剤かGSIクレオスから出ているウェザリングカラーが使いやすいです
注意点としてエナメル塗料に使う溶剤はプラスチックを分解する成分が含まれているので、塗りすぎたりするとせっかく作ったプラモが割れてしまいます(自分は2つダメにしています)
そのため、油性塗料として販売しているウェザリングカラーを使うのがいいでしょう
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実際にどうやるの?
まずはプラモを組み立ててゲート後の処理などを行おう
ニッパーで切ったままだと少しの出っ張りがありますのでヤスリなどを利用して表面をきれいにします
そのあとは作成したプラモデルに艶消しトップコートを吹きかけます
そのままでも構いませんが、素組のままだとプラスチックの表面はツルツルしていますので塗料のノリがよくありません
そのため艶消しトップコートをかけることで表面が目に見えないくらいザラザラになりますので、塗料が良く定着する上に汚しの塗料からプラスチックを保護する役割があります
素組した素体を分解して汚しに使用する塗料を塗りつけます
こちらは筆を使って全体的にべったり塗り付けてください
塗り残しが無いように塗ることで各部位の墨入れも同時に行うことができます

次に塗り付けた塗料を綿棒で拭き取ります
こちらは重力を意識して上から下へふき取って行くことで自然な汚れを演出できます
その際にパーツの凹んでいる部分や、陰になる部分の塗料を残すようにふき取ると、よりリアルな表現ができます

仕上げにもう一度トップコートを吹きかけます
こちらは別にやらなくても大丈夫なのですが、エナメル塗料や油性塗料はラッカー塗料などに比べて落ちやすいので、塗料を保護することができます
この時に注意として汚しに使う塗料によってはトップコートで塗料が流れてしまうので、薄ーく吹きかけるようにしましょう
全体を整えて組み立てたらこのようになります
すぐ水戸比較して1段回トーンが落ちてシックな味わいが出たと思います


ウェザリングマスターで一押し
これだけでも素組と比較して十分見栄えが良くなったと思いますが、
ウェザリングマスターを使用してプラモの角になる箇所に金属の剥がれ表現をつけることで、よりリアルな汚れを表現することができますので、もう一押ししてみたいという方はやってみましょう
ウェザリングマスターを使用するコツはいろいろあるのですが、
使用したい箇所に擦り付けるように、または引っ掻くように擦りつけることです
こうすることで塗料が上から削られてはがれたような表現ができます


感想
いかがでしょうか?
素組だけで満足していたキットがまた別の味わいを見せてくれるでしょう
お気に入りのキットでいきなりは敷居が高いと思うので、
エントリーグレートなどの格安キットで試してはいかがでしょうか?
ウェザリングマスターの使い方で雪化粧などの表現をすることもできますので、いろいろ試してみて、お気に入りの1作を作ってみましょう

他にもボビー関連で記事を書いていますので是非、読んでいってください
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